2013年1月8日

巳年の新年を迎えて、

新年あけましておめでとうございます。2013年がスタートしました。今年は、日本と関係の深い世界のリーダーも新体制が始まります。日本では昨年末安倍政権が発足し、期待値から円安、株高のスタートダッシュです。当面は参議院選を見据えた舵取りとなりそうです。財政、経済、エネルギー、沖縄、領土など国際問題等、難問が山積みですが、長期停滞状態からの脱却に期待したいところです。

アメリカは第二期オバマ政権、中国は習近平体制、韓国は朴槿惠政権がそれぞれ舵取りを始めます。国際情勢は各国の利権、利害が交錯し、シビアなせめぎ合いが続くと思いますが、70億を超える人類が一つの地球をシェアしなければなりません。争いのパワーバランスではなく、平和な地球を希求します。

地球温暖化問題は静かに進行しています。2013年1月5日の日経夕刊に掲載された記事では、「2099年、伊勢湾台風級が東京湾を襲うと最悪の場合、満潮時水門がすべて機能しないと仮定し、高潮で沿岸部を中心に121平方キロが浸水する。浸水域には東京駅や浅草雷門などが含まれる。との予測を防衛科学技術研究所と名古屋大学などがまとめた。21世紀末、温暖化ガス濃度は20世紀末の2倍(気候変動に関する政府間パネル/IPCC)、海面は現在より35センチ上昇、台風上陸時の中心気圧は900~910ヘクトパスカル(伊勢湾台風時929ヘクトパスカルより強くなる)と予測される。」という新年早々怖い予測です。

今後100年で温暖化ガス濃度は、2倍の760PPM程度になるとの予測です。前回お伝えした「2011年の温暖化効果ガス濃度が最高」という話に通じます。

20年前、1992年リオデジャネイロ環境サミットで行われたセヴァン・スズキ(当時12歳)のスピーチは、強く心に残ります。是非今一度思い出して見て下さい。

http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?movie=j_future_20101011_0650

㈱さんぜコーポレーションは、3年目のチャレンジ、持続可能な循環型社会に貢献するよう努めます。省エネは、照明で節電、コスト削減で無理なくピーク電力を低減し、創エネは、太陽光発電など再生可能エネルギーの普及を目指します。皆様のご理解、ご愛顧を何卒よろしくお願い申し上げます。