2012年1月1日

新しい年を迎えて、

謹んで新春のお慶びを申し上げます。新しい年が健やかで、笑顔で過ごせる年となるよう、心よりお祈り申し上げます。

昨年は、あまりにも多くのことがあり、激動の一年でした。燃岳の噴火に始まり、東日本大震災、中東の春、欧州の通貨不安、世界人口70億人超、首相の交代など、・・・。これまでの生活を見直す機会ともなり、「絆」が年のキーワードになりました。節電を意識する人が60%以上になるなど、エネルギー問題についても、「使いたいだけ、から必要なだけ」という生活スタイルの転換が進むことが期待されます。今年は、東京電力が電気代の20%値上げが検討されており、家計にも直結する問題です。

政府統計速報値によると2010年度産業部門のCO2排出量は、経済の停滞、機器の効率化により1990年比12.7%減少。一方、業務部門(事務所など)では、31.9%、家庭部門では35.5%それぞれ増加しています。運輸部門は、6.8%増加。旧式機器の更新、省エネ化が進むことを期待します。CO2削減対策としての、原発利用の制約が強まる中、省エネによる電力使用の削減は、電力の供給力不足を補う有効な手段となると思います。さんぜコーポレーションは、節電、省エネに向け、微力ながら貢献して参りたいと思います。デマンドコントローラー、太陽光発電などにも新規事業として立ち上げる所存ですので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

新しい年も多くの問題が山積し、それを引き継いでいるので、また、多事な一年となるでしょう。日本は、美しい自然に恵まれ、高い知識・技術、勤勉な国民、自由な政治制度がある素晴らしい国です。そんな日本で生まれ、生活できることは幸せである、と実感です。地球環境問題については、日本が、グローバルな視点で、情報の共有・分析から方向性を見出し、世界をリードして行くような役割を果たせれば、と思います。日本を愛し、より良い明日を築くよう、元気に励み、ともに笑顔で良い年にしましょう。